群馬県高崎市のリフォーム・リノベーション

事業企画部門

No.11 椅子

投稿日:2017.11.16

あなたが、椅子を、おもう。

 
学校や職場
椅子と人間、二つで一つ
荷物の受け取り、伝言、留守番

もう一人の自分、あの人のための席

 

自分の家、なじみある場所
なんとなく、自分の場所というものがある
いつも同じ笑顔を分かち合えるように
いつもの席が、私の居場所

 

例えば、初めての場所や公共施設で
あなたが座ろうという時、
どの椅子を選ぶというのか。

 

あなたは、
椅子は。

 

 

No.11 椅子

 

 

古くから、椅子は人や力の代理を果たしていた。
王様の席、後ろの玉座。
たとえ座る人はいなくても、多くの人が頭を下げた。

見えない存在を感じ、席を用意することで迎え入れた。

 

ぐるりと部屋を、見渡してほしい。
レストランでも、講義室でも、急な会議の集まりでも。
座る場所ごとに、似た人が座っているようには見えないか。

 

教室の前へ座る真面目そうな子。
食事の上座は偉そうな大人。
レストランの窓際は、2人の時間を過ごすカップル。
入り口そばの客席は、なんだか急いでそうだ。

 

ほら、あなたの隣は、どんな人?

 

あなたが椅子を選んだのかもしれないし、

椅子があなたを選んだのかもしれないが

私は椅子を見ながら、こう思う。
あなたが座るずっと前から、
「ここ座ろうか」と言ってくれるのを、静かに、待っていると。

 

椅子は。

あなたは、

 

どの椅子を選ぶというのか。
あなたが座ろうとするとき
例えば、初めての場所や公共施設で

 

「いつもの席」が、私の居場所。
いつも同じ笑顔を分かち合えるように。
なんとなく、自分の場所というものがある
自分の家、なじみある場所で

 

もう一人の自分、あの人のための席。
荷物の受けとり、伝言、留守番
椅子と人間、二つで一つ。
学校や職場

 

椅子が、あなたを、おもう。

 

 


≪今回の言葉≫
*暮らし/住まい/家/インテリア/リフォーム/リノベーション
*物語/本/食/衣/旅/出会い/思考/文化/芸術
*座るというのは、実は、一人ではできないのかもしれない。人は立つことさえ、一人ではできないと人は言うから。