群馬県高崎市のリフォーム・リノベーション

事業企画部門

No.10 ものさし

投稿日:2017.10.27

”暮らし”を見つめるってなんだろう
10回目 区切りのページ
ちょっと栞をはさんで、私の中のものさしを探してみる

 

 

No.10 ものさし

 

 

『ひきだしを開けると、木のものさしとプラスチックのじょうぎがある。
 先生は木が好きで、ボクはふでばこの中の折りたためるのがカッコいい。
 そういえばこれって、じょうぎとものさし、どっちなの?』

 

 

小さい時から不思議に思っていた。
ものさしと定規。全くおんなじに見える二つのちがい。
ものさしゆびさしぬきさしひざし…なんだか強くて古いイメージがある。
定規定義定石定理…固くてぴかぴかした雰囲気だ。
どっちでもいいなとおもっていたけど、先生は違うという。
ボクは折りたためても、下敷きでも、大丈夫なのに。

 

ボクのものさしは、なんだかよくわからない。

 

『次はここにチャコペンで線を引いて~…ずれても平気平気。
 なんならフリーハンドでもいいよ。見た目が良ければ。
 引いたところを切って、貼って、くっつけて。 
 学園祭までもうちょっと。学生最後、がんばろー!』

 

 

まぁ結局は使い方。長さを測るか、線を引くか。
分かったうえで、どっちでもいいと思った。
あたしは自分の目線で見る。あたしの勝手。
あのこはべつの角度で言う。あのこの勝手。
みんな違うから、わかりあえっこない。
世界は黒でも、あたしは白だ。

 

私のものさしは、私しか知らない。

 

『これ、お願いします。はい、仕様はこれで。
 あ、代わりにそれ、私がやっておきますね。
 お互いさまで、どうぞ、よろしくお願いいたします。』

 

大事なのは、ものさしだ、という。
実は仕事で使うのは、定規の方が圧倒的に多いけれど。
自分がモノをどうみるか、お客さんはどうみるか。
それらすべては、価値観というなのものさしで測られる。

 

いつから心の中に、自分のものさしが生まれたんだろうか。
いつから他人の、ものさしを憎んでいたのか。
いつからあなたの、ものさしを分かりたいとおもったのか。

 

『そして今、私はどんなものさしで、暮らしをみつめようとしているのか。』

 

基準の点を打ち、相手へ線を引き、これからの暮らしへ設計図をつくる。
あなたの心の中のものさしへ、このエッセイが届くよう
少しずつ、少しずつ育っていけばいいと思う。

 

第10回、”暮らし”をつくる企業の、”暮らし”の見方。
「どうも、こんにちは。」
言葉は世界を変えたでしょうか。